最近よく見るテーブルオーダーって?いろいろと比較してみました。
レストランに入り席に着くと店舗スタッフからメニューを渡され、しばしメニュー選びの時間。家族でアレコレ悩んで、いざ頼もうとスタッフを探して・・・「すみませーん。」と声をだしたり、手をあげたり。私はこの瞬間が少し緊張してしまいます。
皆さんはどうですか。
その点、回転ずしは楽ですよね。回転しているレーンから取ることもそうですが、テーブルに1台ずつタッチパネルが設置されていることが多く、いつでも好きなタイミングで注文が出来ます。忙しいスタッフを呼び止めることは必要ありません。
店舗スタッフを呼ばずに注文できるテーブルオーダー
テーブルオーダーは、簡単に言うとお客様が直接メニュー注文する仕組みのことです。先に触れたタッチパネルもその一つですね。マクドナルドでは一部の店舗で、モバイルオーダー専用アプリで注文した商品をテーブルに貼ってある番号を入力することで、テーブルまで運んでもらえる店内デリバリーサービスという形で導入しています。
こういったサービスは大手チェーン店が自社専用のサービスとして開発することが多く、単店で導入するには敷居が高いというイメージがありました。しかし近年、専用アプリの開発が必要なく店舗オリジナルのサービスを提供できるWEBアプリという形で、テーブルオーダーを提供する会社が増えました。
テーブルオーダーが身近になった背景
WEBアプリとは、ブラウザアプリやLINEで表示できるオリジナルサービスを提供するアプリケーションのことで、店舗側はアプリ開発や申請業務を短縮でき、ユーザー側は新たに専用アプリをインストールする必要が無いというメリットがあります。さらに、世間を騒がせるウイルスの蔓延により、接触機会を減らすことや一定の距離を保ったサービスが必要とされることで、テーブルオーダーという選択が広まっているようです。
また、注文を受ける時間を削減できたことで配膳時にゆっくり対応でき、利用店舗からはスタッフと顧客に接点が有益になったという声もあるようです。
次に、テーブルオーダーのサービスを比較してみました。
テーブルオーダーサービスの比較
1.O:der Table(オーダーテーブル)
お客様がスマートフォンでテーブルに備え付けのQRコードを読みとり注文が出来ます。既存のPOSデータと連携可能で、売上を本部で管理することが多い100店舗以上のチェーン店などでの管理にも向いています。
また食べ放題・飲み放題にも対応し、テーブルごとの残り時間を表示管理。追加のアラカルトメニュー対応も可能で、追加売上の機会損失もないそうです。
※オーダーテーブル https://business.oderapp.jp/selfu/より引用
2.L.B.B.Cloud(エルビービークラウド)
お客様のスマートフォンから、事前に注文を行い指定の時間にお店に受け取りに行くことができるシステムです。大きな特徴は、飲食店のみならずイベント会場、スポーツチームなど様々な業種に対応していることです。
また、飲食店でもフードコート、イートイン、テイクアウトと種類を選ばず導入できることも魅力です。
※L.B.B.Cloud https://lbb.co.jp/より引用
3.funfo(ファンフォ)
お客様がテーブルに設置してあるQRコードをスマートフォンのカメラorLINEで読み取ってメニューを注文することができます。キッチンプリンターと連携することで、スムーズに注文を受付。LINEミニアプリで公開することで、LINEユーザーが注文を行うと、店舗の公式アカウントに友だち追加することも可能。その後の販促活動にも繋がります。
※Funfo https://www.funfo.jp/index.php/lineminiapp/より引用
価格・機能比較
O:der Table | L.B.B.Cloud | funfo | |
初期費用 | 未公開 | ¥0 | ¥0 |
月額費用 | 未公開 | ¥11,000(Basicプラン) | ¥0 |
モバイル決済 | ○ | ○ | ○ |
テイクアウト対応 | 別機能と連携 | ○ | ○ |
事前予約 | × | ○ | × |
LINE連携 | × | △(有料オプションで連携) | ○ |
※モバイル決済には決済サービスの手数料等がかかります。
まとめ
モバイルオーダーを導入するにあたり店舗のインターネット環境や管理用端末が必要になり、店内オペレーションも変更が必要になります。どんなことでも、新しいことを始めるには少なからず抵抗を感じるものです。
しかし、いままで割いていた労力を他のサービスに利用できたり顧客満足度の向上につながるなど、長期的な目線で考えるとメリットが大きいのではないでしょうか。3つ目に紹介したfunfoサービスは初期費用・月額費用ともに0円と、新しいことを導入する際のコストを考える必要が無いサービスも出てきています。
ここで比較したサービスは3種でしたが、以外にもいろいろなサービスが公開されています。
まずは、こちらでご紹介したように比較し自店舗にあったサービスを選択してみてはいかがでしょうか。
当社ではLINE公式アカウントとのサービス連携などでその後の販促に繋がるご提案も可能です。
ぜひご検討ください。
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