Instagram広告の勝ちパターンを目指そう!
Instagram広告で勝ちパターンを目指すには??
Instagram広告の費用対効果を高めたい・試してみたけど思うように成果につながらない。。。
そう感じている人も多いのではないでしょうか?
Instagram広告で効果を出すには、適切な「目的(ユーザーに取ってもらいたい行動)」を選ぶことが、とても大事です。
このページでは、目的の選び方・訴求メッセージの作り方やターゲティングなど、Instagram広告の勝ちパターンにちて考えてみます。
目次
Instagram広告の3つの「目的」
Instagram広告の「目的」は、大きく3つのグループに分かれています。
認知:
商品やサービスに関心を持ってもらうための「目的」です。ビジネス、ブランド、サービスへの認知度を高めたり、ターゲットオーディエンスのできるだけ多くの利用者に広告を表示することを目指します。
広告を使って商品の認知を拡大するためには、より多くの人に情報を届ける必要があります。「目的:認知」を選ぶことで、より情報を記憶してくれる人に向けて情報を届けることが可能になります。動画やスライドショーなどを活用することで、広告の情報量を増やすことが可能になるため、より効果を上げることができます。
検討:
ユーザーをLPへ誘導し、より多くの情報を伝えることで商品・サービスの購入を検討してもらうことを目的とします。商品・サービスの認知が低い場合や、広告だけでは他社との違いを十分伝えきれない場合に利用されます。「目的:検討」を選び、LPへの誘導を強化することで、全体の広告効果UPを目指します。
コンバージョン:
資料請求や商品の購入などを増やしたい場合に選択します。「目的:コンバージョン」を選ぶことで、コンバージョンにつながりやすい人に広告配信したり、アプリのダウンロードを促したりします。
実際の経路は様々
いずれの場合も、ユーザーは広告だけを見て判断・行動するのではなく、実際にはコンバージョンに至るまでに、様々な情報に触れているということは忘れてはいけません。特にLPは、広告クリック後のユーザーに向け、テキスト・画像・動画など、より多くの情報を・様々なフォーマットで伝えることができる重要なポジションを占めています。ユーザーが最初に商品に気づき、CVするまでの経路で、どのような情報に触れるのか?
全体を俯瞰でとらえ、組み立てることがとても大切です。
考えられる主なコンバージョンまでの経路の例:
- 広告閲覧 ⇒ クリック ⇒ ランディングページ閲覧 ⇒ コンバージョン
- 広告閲覧 ⇒ 離脱 ⇒ 検索 ⇒ サイトを発見し閲覧
- 広告閲覧 ⇒ 離脱 ⇒ 再度同じ広告を閲覧 ⇒ クリック ⇒ ランディングページ閲覧 ⇒ コンバージョン
- チラシで商品を認知 ⇒ 広告を閲覧 ⇒ クリック ⇒ ランディングページを閲覧 ⇒ コンバージョン
- 広告閲覧 ⇒ 口コミサイト ⇒ 検索 ⇒ サイトを発見し閲覧 ⇒ コンバージョン
※商品・サービスの価格帯や検討期間(住宅・自動車などの高額商品は長くなりがち)、ユーザーごとのニーズや購入意向の強さなどによって他にも様々な経路を通ることになります。
キャンペーン構成ごとの事例
フォロワー獲得施策
Instagram広告では、アカウントのフォロワー獲得を目的とした展開は推奨されていません。最悪アカウントの凍結などのリスクがあることを十分に理解しておくことが必要です。
フォロワーを増やすためには、広告で集客するのではなく、アカウント自体のオーガニック運用がとても重要になります。ユーザーは(広告を含めた)投稿内容に興味を持つと、プロフィール画面を閲覧し、継続的に情報を得たいと思ってはじめてフォローすることになります。過去の投稿内容の統一感や、どんな情報発信をしているかが分かりやすいプロフィール分などがポイントとなります。広告はあくまで「投稿やアカウントのリーチを増やすもの」と考えるのが安全でしょう。
フォローのながれ:
広告・投稿 ⇒ プロフィールを閲覧 ⇒ プロフィールにある「フォローボタン」をクリック
※フォローをするには、ユーザーは必ず「プロフィール」を見ることになります。プロフィール画面で「どのような情報を発信しているアカウントか?」「フォローして継続的に情報を得る価値があるアカウントか?」を判断しているのです。
キャンペーン訴求
何らかの集客キャンペーン・イベントの内容を、Instagram広告で拡散するパターンです。
Instagramでは、いいね!やフォローなどの見返りに「現金や現金同等物」を提供することが禁じられていますので、こちらもアカウント停止などのリスクがあることを理解しておきましょう。
Instagramのコミュニティガイドラインには以下のような記述があります。
「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。
ガイドラインには具体例が含まれていないので明確な線引きは難しいのですが、「現金そのもの」や現金に引き換えられる「金券・ギフト券」を景品として使用すること、プロモーションを行う商品・サービスに関係がなく、高額な景品などの提供は、ガイドラインに抵触する可能性が高いと考えるのが良いでしょう。
訴求は「違い」ではなく「マッチング具合い」を伝える
広告やLPでは「あえて自社の商品を選んでもらう理由」を伝えることが基本ですが、訴求メッセージが抽象的だったり、そもそも差別化が難しい商品の場合は、「競合他社との違い」ではなくユーザーのニーズと自社商品との「マッチング具合い」を伝えることをおススメします。
ポイントは、年齢・性別などではなく、まずユーザーを、ニーズで・狭く絞り込むことです。
狭く絞りこむことで、ニーズがより明確になり、結果、そのニーズに対する『答え』として商品を訴求することが可能になります。こうすることで、情報の受け手(ユーザー)にも訴求が自分ごととして受け取りやすくなり、伝わりやすい形でメッセージを作ることができます。
3つのターゲティング方法:
Instagram広告のターゲティング方法(オーディエンスと言います)は、大きく3つに分かれます。
- コアオーディエンス
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
コアオーディエンス:
GoogleやYahoo!など他の媒体のように、位置情報やユーザーのデモグラ情報、興味関心などの条件でターゲティング層を指定する方法です。
カスタムオーディエンス:
ECサイトのユーザーリストなど、すでに獲得しているリストをアップロードし、そのユーザーに絞って広告を配信したり、反対に配信対象から除外することも可能です。Facebookピクセルという専用タグを埋め込めば、特定のWebサイトやページを閲覧した/していない人 などのターゲティングも可能です。
類似オーディエンス:
カスタムオーディエンスと同様、手もとにあるリストをアップロードし、属性の似たユーザーに向けて広告を配信する方法です。過去にCVしたユーザーのリストや、購入額や購入頻度などの大きいユーザー(優良顧客)、カスタムオーディエンスと同様特定のWebサイト・ページの閲覧者などを『もとリスト』として使うことで、CVの可能性の高いユーザーに向けてアプローチすることが可能になります。
3つのオーディエンスのうち、特に類似オーディエンスをうまく使うことでCV獲得率の高いキャンペーンを構成することができます。もとデータは、通常1,000人~50,000人、Facebook推奨値は500以上となっていますので、なるべく早めに準備しておくことをお勧めいたします。
事前の準備もぬかりなく
Instagram広告は、配信開始するまでに様々な「準備」が必要になります。特にアカウントの連携やFacebookピクセルの設置・ドメイン認証などは、広告運用担当者以外の人がかかわることも多いため、必要なステップを事前に把握し、余裕を持ったスケジュールで進めることが大切です。
私たちアーバンプロジェクトは総合広告代理店として、様々な広告媒体を取り扱っています。
御社のビジネスのための『勝ちパターン』を目指し、様々な提案を行いますので、お気軽にお問い合わせください。
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